Elon Musk の Twitter で何かが起こっている!!
ドージコイン20%以上急騰、ツイッターのロゴが一部ドージコインの「柴犬」に!ロゴマーク変更がネット上で大きな話題を呼び、Dogecoinの価値が急騰しました。
日本時間2023年4月4日午前2:00頃より、Twitter(ツイッター)の青い鳥のロゴマークが、暗号資産(仮想通貨)ドージコインのロゴの芝犬に置き換えられ、皆がそれに気付くようになると、トークンの価格が急上昇しました。CoinGeckoによると、Dogecoin は 1 時間以内に約 0.092 ドルまで 20% 以上上昇し、1 か月以上で最高値を記録したそうです。
でもなぜ柴犬に?
マスク氏によると、このロゴの変更について4日早朝に「約束通り」という文言を添えて1枚の画像を投稿し、以前募集したツイッターへの要望を答えたのだとの旨をツイートしています。マスク氏とフォロワーの過去のやりとりで、「Twiterを買収し、鳥のロゴマークをDogeに変えてくれ」というツイートに対し、「それは最高だね」と返答していました。
— Elon Musk (@elonmusk) April 3, 2023
今回のロゴマーク変更が一時的なものかどうかはわかっていないそうですが、マスク氏は、自分のファンや自分を批判する相手に対して荒らし目的でツイッターを使うことで知られていて、今回のツイートもジョークなのか本気なのかよくわからないですね。
マスク氏のこれまでの発言
これまでもマスク氏の発言や行動がドージコインに大きな影響を与えてきました。実は、マスク氏のドージコインへの影響力は、2019年に彼が初めてTwitterでトークンを公に言及し、「ドージコインは私のお気に入りの仮想通貨かもしれない」と述べたときまでさかのぼることができます。特に2021年にはマスク氏の定期的なジョーク・ツイートがある度にドージやビットコインの価格が急上昇と下落、急上昇と下落を繰り返しました。おもしろい柴犬の画像を投稿するなどしてドージコインを支持を表明したこともあります。
It’s inevitable pic.twitter.com/eBKnQm6QyF
— Elon Musk (@elonmusk) July 18, 2020
マスク氏のツイートの仮想通貨市場における影響の例
- マスク氏が自身のプロフィールに「#ビットコイン」をつけただけでビットコインの価格が急騰。
- 経営するテスラ社で、販売する電気自動車の決済にビットコインを導入すると発言し急騰。
- マスク氏が率いる宇宙企業「スペースX」がビットコインを月に置いてくるつもりだとツイートで急騰。
- テスラ社が電気自動車のビットコイン決済を中断する言って急落。
- マスク氏がツイッターの買収を合意したニュースでドージコインが一時的に70%以上急騰。
- テスラ社の製品の一部をドージコインで決済出来るようにするとツイートで一時的に40%の急騰。
まとめ
ドージの価格は仮想通貨市場の盛り上がりに伴い最高で0.8ドル付近まで到達しましたが、2022年5月の仮想通貨市場暴落に伴い、その後段々と下落ししばらく、0.25ドルで安定していましたが、その後仮想通貨市場の低迷に伴い0.06ドルまで下落していました。今回のロゴ変更で急騰し現在は0.9ドル以上をキープしています。
仮想通貨業界では、月(Moon)まで届きそうな勢いで価格が高騰していくことを「going to the moon(月に行く)」と言いますが、ドージコミュニティ(熱心なドージファン層)の願いは価格を1ドル以上にし、「going to the moon(月に行くこと)」だそうです。果たして願いは届くのでしょうか。「火星移住」本気で進めるイーロン・マスク氏がドージを月に送るのと、火星に人類を送り込むのはどちらが実現が早いでしょうかね?
