OpenSeaとは?
OpenSea(オープンシー)とは、NFTの購入・出品・転売(二次流通)ができるプラットフォーム(=NFTマーケットプレイス)です。
OpenSeaは2017年12月に創業されたNFTマーケットプレイスで、数あるNFTマーケットプレイスの中でも、世界最大規模の取引量を誇るプラットフォームです。OpenSeaを利用する際は、購入代金やガス代(ネットワーク手数料)としてイーサリアム(ETH)などの仮想通貨が必要です。
OpenSeaは複数のブロックチェーンに対応していることも魅力の1つで、現在イーサリアムブロックチェーンの他に、ガス代(手数料)の安いポリゴン、ソラナ、アバアンチなど8種類のチェーンに対応してます(2023年8月アップデート済み)。決済通貨は、ブロックチェーンごとに決まっていて、例えばイーサリアムチェーン上の取引であればイーサリアム(ETH)、ソラナチェーン上であればソラナ(SOL)で支払います。購入したいNFTがどのチェーンに対応しているか確認してから準備をしましょう。
OpenSea(オープンシー)の始め方
1.国内仮想通貨取引所で口座を開設 | 初心者の方でしたら、日本円の入出金手数料が無料で、仮想通貨の送金手数料も無料の取引所が使いやすいでしょう。
GMOコインやDMM Bitocoinはすべての手数料が無料、BitPointは日本円出金手数料以外は無料です。 |
2.イーサリアムを購入 | 取引所と販売所がある場合、可能であれば取引所で買う方が、売買スプレッドがなく安く購入できます。板取引となりますが挑戦してみても良いかもしれません。DMM Bitcoinは販売所のみとなりますが、スプレッドは他社の販売所と比べると低く抑えられています。 |
3.メタマスク(ウォレット)を作っておく | メタマスクアカウント作成方法ーよろしければこちらもご覧ください。 |
4.イーサリアムをメタマスクに送金 | メタマスクのアドレスに送金します。初めての方は少額のテスト送金と本送金の2度に分けて送金することをお勧めします。そのためにも、仮想通貨送金無料の取引所が使いやすいでしょう。 |
5.OepnSeaのアカウントを作成し、OpenSeaにメタマスクを接続 | 下記記載。引き続きご覧ください。 |
OpenSeaのアカウント作成手順(メタマスクと接続)画像付き
1.まずは矢印の所から始めます。OpenSeaのトップページはこちらから

2.右上のアカウントから「Settings」を選択してください。

3.下記の画面でMetaMaskを選びます。作成した「MetaMaskアカウント」をブラウザ(GoogleChromeなど)に連結していれば、自動的に自分のアカウントが表示されますので、パスワードを入力し接続します。

4.「署名の要求」の画面で「署名」をクリックします。

5.すると、下のような画面になりますので、OpenSeaのアカウント基本情報を入力しましょう。ユーザー名とメールアドレスの登録・認証を行います。

- UserName:アカウント名を入力(いつでも変更可能)
- Bio:自己紹介文(無くても問題ありません)
- Email Address:登録・認証するメールアドレス
- Wallet AddressにMeataMaskのアドレスが既に入力されていますので、変更せずにそのままにしておきます。
すべて入力したら最後に「Save」をクリックします。
6.OpenSeaからのメールを認証しましょう。「Save」をクリックするとOpenSeaから確認用のメールが届きますので、メール内の「VERIFY MY EMAIL」をクリックします。アカウント作成はこれで完了です。

7.最後に、アカウント作成できたかを確認しておきます。再度OpenSeaのトップページで「Profile」を選択します。

8.自分のアカウント名やアドレスが表示されていれば問題なくアカウントが作成できています。自分のウォレットに送られてきたNFTは、hidden内に入る仕組みになっていますので、以下のhiddenの場所も確認しておきましょう。

9.OpenSeaのログアウトはこちらから。

詐欺にあわないために、OpenSea利用時に気を付けること
1.フィッシング詐欺や偽物に気を付ける。
OpenSeaでは、悪意あるウェブサイトに誘導して個人情報を盗み取る「フィッシング詐欺」が多発しています。偽サイトにMetaMaskを接続してしまったり、OpenSeaを名乗るメールに記載されたURLをうっかりクリックしてしまったりしないよう、最大限の注意を払いましょう。また、偽物のNFTを購入したりしないよう、出品者アカウントにあるTwitterなどのSNSをチェックし本物かどうか確認してから購入するなど対策を講じておくと安心です。
2.hiddenにあるNFTに注意
OpenSeaの「hidden」は、持っているNFTを非公開にする機能です。自分のウォレットに送られてきたNFTは、hidden内に入る仕組みとなっています。時にはhiddenの中に勝手に送りつけられた怪しいスパムNFTが入っていることがあります。見知らぬNFT作品については、絶対にクリックしないようにしましょう。
まとめ
この記事では、「OpenSea」のアカウントを作成する手順とNFTの購入方法を解説しました。今流行のNFTを売買に挑戦してみたい方はぜひOpenSeaのアカウントを作成してみてください。