MATICのステーキング
MATICのステーキングは、デリゲーターとしてトークンをバリデーターに委任する必要があります。
MATIC ステーキングはイーサリアム ネットワーク上で行われるため、ユーザーは MATIC が Polygon アカウントではなくEthereum アカウントに保存されている必要があります。取引所からウォレットへ送金する場合はマティックチェーンではなく、イーサリアムチェーンを選択して送金してください。また、ガス代に必要な量のイーサリアムも必要です。
メタマスクでのステーキング手順
1.【MetaMask(メタマスク)】にPolygon Mainnetネットワークを追加します。

2.ネットワークを追加をクリック。次のように入力し、保存をクリックするとPolygonネットワークが追加されます。

ネットワーク名 | Polygon Mainnet |
新しいRPC URL | https://polygon-rpc.com/ |
チェーンID | 137 |
通貨記号 | MATIC |
ブロックエクスプローラーのURL(任意) | https://polygonscan.com/ |

3.MATIC トークンを MetaMask に転送します。(イーサリアムチェーンを使って送金してください。)
4. MetaMask を Polygonウォレットに接続します。
https://staking.polygon.technology/
上記のリンクからPolygonウォレットへ行き、右上のLoginをクリックして「Connect your wallet」で「MetaMask」を選択し、MetaMask をPolygonウォレットに接続します。
5.バリデーターを選択
委任したいバリデーターが決まったら右端にある「Delegate」をクリックします。
バリデーターの選択においてはCheckpoints Singed (チェックポイント署名)スコアはできるだけ高く、コミッションはできるだけ低い方が良いと言われています。

6.委任したいMATICの数量を入力して先に進めます。

7.ガス代を確認して問題がなければ、確認ボタンを押して進めていきます。



8.下図のように「Delegation Completed」となれば完了です。

これでデリゲーションは終了です。「Your Account」タブをクリックして、ステーキングの内容が反映されているかどうか確認しましょう。
追加でステーキングをしたい時
「My Account」タブへ行き、変更を加えたいデリゲーターの名前をクリックしましょう。

下図のような画面になったら、「Stake more」をクリックして追加できます。

同じ画面から「引き出し」や「報酬を再度ステーキング」「ステーキングをやめる」も選択できます。その度にガス代がかかりますので、イーサリアムの残高を確認しておいてください。
Ledgerを使用してステーキングする方法
事前に確認しておくこと
Ledger Live が最新バージョンに更新されているか確認しましょう。
アップデートはこちらから→https://www.ledger.com/ledger-live
LedgerデバイスをLedger Liveに接続し、最新のファームウェアバージョンを実行していることを確認してください。
Ledgerデバイスに最新バージョンのEthereum (ETH) アプリがインストールされていることを確認してください。
MATIC が Polygon アカウントではなく Ledger Ethereum アカウントに保存されている必要があります。
*これらの手順の完了後は、MetaMaskと競合する可能性があるため、必ずLedger Liveを終了してください。(MetaMaskとLedger Liveを同時に開かない。)
手順
1.Ledger ETH アカウントを MetaMask に接続します。MetaMaskを起動し、設定から、「Connect hardware wallet(ハードウェアウォレットを接続)」を選択します。

2.Ledgerデバイスをコンピューターに接続する。Ledgerデバイス上でEthereumアイコンに移動して、両方のボタンを同時に押し、Ethereum(ETH)アプリを開く。Ledgerデバイスに「Application is ready(アプリケーションの準備ができました)」と表示されます。
3.「Ledger」を選択し、 「続行(Continue)」をクリックする。
4.Ledger ETH アカウントアドレスの一覧が表示されますので、Maticの入っているアカウントをボックスにチェックを入れて選択し「Unlock(ロック解除)」をクリックして完了です。MetamaskにLedgerデバイスのEthereumアカウントと残高が表示されます。
5.Ledger ETH アカウントと MetaMaskの 接続が完了したら、Polygon Web Wallet(https://staking.polygon.technology/) に移動し、右上のLoginをクリックし「ウォレットに接続」から、MetaMask を選択します。
6.ブラウザで MetaMask が開いたら、Ledgerアカウントを選択し、「次へ」をクリックしてから「接続」をクリックします。MetaMaskが「Signature Request(署名要求)」を求めます。「Sign (署名)」を選択し、ボタンを使用して右にスクロールしてメッセージを読み進め、問題がなければ両方のボタンを同時に押して確定します。これで、MetaMask が Polygon Wallet アプリに接続されました。
ledgerサポートサイトより
7.委任します。
Checkpoints Singed (チェックポイント署名)スコアはできるだけ高く、コミッションはできるだけ低い方が良いと言われています。
「ポリゴンステーキング」の画面で、アプリの右上隅にある「ログイン」ボタンをクリックし、再度 MetaMask を選択します。

委任するバリデーターが決まったら、右側の「Delegate(デリゲート/委任)」ボタンをクリックし、ステーキングしたいMATICの量を入力し、「Continue」をクリックします。すると、MetaMaskが開き、「Give permission to access your MATIC?(MATICにアクセスする許可を与えますか?)」と表示されますので、手数料等、問題がなければ「確定」をクリックします。
8.Ledgerに 「Review transaction(トランザクションを確認)」と表示されますので、ボタンを使用して右にスクロールし、トランザクションと手数料を確認します。すべて問題がなければ、「Accept and send」を選択し、両方のボタンを同時に押してトランザクションに署名する。Ledgerに「Application is ready」と表示されます。
ledgerサポートサイトより
9.Polygon Web Walletに戻り、バリデーターを選択して「委任(Delegate)」をクリックします。MetaMask および Ledger デバイスを通じてトランザクションを確認および確定します。イーサリアム ネットワークがトランザクションを確認すると、画面に「Delegation Completed(委任が完了しました)」と表示されます。

これで完了です。
その他、使用可能なウォレット
Polygon Web Walletで使用可能なウォレットは現在56ウォレットあります。(2023年6月末現在)




