NFT

OpenSeaの使い方 NFT購入方法・出品方法・売却方法

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NFT出品のための準備

OpenSea公式サイトにMetaMaskを接続しアカウントをつくっておきましょう。

  1. OpenSeaにアクセス
  2. 「設定」から「Connect your wallet」でMetaMaskを選んで接続
  3. 「署名の要求」の画面で「署名」をクリックする
  4. ユーザー名とメールアドレスの登録・認証を行う
  5. OpenSeaからのメールを認証して完了!

 

OpenSeaの始め方 画像付きアカウント作成方法 -初心者編-OpenSeaとは? OpenSea(オープンシー)とは、NFTの購入・出品・転売(二次流通)ができるプラットフォーム(=NFTマーケ...

OpenSeaでかかる費用について

出品時

  • 出品手数料は無料です自身のNFT作品を出品することそのものには手数料はかかりません。無料で出品できます。
  • NFTの出品時にガス代(手数料)がかかりません。以前アカウントの初期化や初回出品時にかかっていたガス代は2022年10月のアップデートで無料になりましたので、現在、NFT出品時に費用はかかりません!(*ただしポリゴンチェーンでNFTアイテムを販売する時は、ガス代(MATIC)が必要です。)

ブロックチェーンのガス代とは?

ブロックチェーン上のトランザクション(送金等)の検証や承認を行うノードオペレーターまたはネットワークバリデーターに支払われます。OpenSea がサポートする各ブロックチェーン (Ethereum、Polygon、Klaytn、Arbitrum、Optimism、Avalanche、BNB Chain) には異なるガス料金がかかります。

ガス代 -OpenSeaでガス代が発生するタイミング‐

各種取引をする時

OpenSeaでは、あらゆるNFTの取引でガス代が発生します。(例、販売、購入などの際、データの保存や変更、トークンの転送、NFTの鋳造、購入オファーの受け入れ、NFTの無償配布、NFTリスティングのキャンセル等)

イーサリアムガス代 節約方法 狙い目は週末昼間?イーサリアムのガス代とは送金手数料のことで、取引を実行・検証してもらうマイナーに支払う手数料なのですが、最近はこのガス代の高騰が問題にな...

ガス代の他にかかる費用

ガス代の他に、NFTが売れた場合の販売手数料として販売価格の2.5%が販売代金より差し引かれます。 また、買ったNFTを売る2次販売ではロイヤリティの支払いが必要(MAX10%)な場合があり、1次出品者の指定した利率が売り上げから差し引かれます。

ETHからWETHへの交換時のガス代

OpenSeaでNFTを「オークション」や「オファー価格」(こちらから希望価格を提示して買う方法)で購入する場合、「ETH」ではなく「WETH」を使います。ETHからWETHへの交換にガス代が0.002~0.005ETH程かかります。(ネットワークの混み具合でもっと高くなることもあります。)

WETHとは?

WETHとは、「Wrapped ETH」のことです。イーサリアムネットワーク上の通貨ETHは、そのままでは他のトークン(仮想通貨やNFT作品)と直接交換ができないため、ETHをラップして、他のトークンと交換できる状態にしています。ETHからWETHへの交換は、OpenSea内でもでき、交換比率は「1ETH=1WETH」の固定レートです。

 

NFTの購入方法

OpenSeaでのNFT購入方法は以下の2つです。

  1. 決まった値段で購入する
  2. オークション形式で購入する

 

【参考:ホームページの用語説明】

  • 名前の横にチェックマークがついたものは、公式の物の中でもある程度有名なものです。(偽物を買わないよう、この公式マークのついたコレクションから買うと安心ですね。)
  • PFPはProFile Picture=SNSプロフィールに使う画像のNFTのこと。
  • メンバーシップは、コミュニティへのアクセス権、ディスコードへのアクセス権、対面体験(ゴルフコミュニティやネットワーキングボードなど)へのアクセスキー等

 

決まった価格で購入する場合

① まずは、 コレクションを検索して買いたい作品を探しましょう。お目当てがある場合は、検索窓から、また検索窓の左横のタブからはランキング順や注目されているNFTのリストを検索できます。下図のオレンジで囲ったタブを使ってNFTを検索してみてください。

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② お気に入りを見つけたら、そのコレクションをクリック。その中から買いたい作品を選びクリックします。左側の検索条件を使って対象を絞り込むこともできます。買いたいNFTを見つけたらそれをクリックします。

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③ 作品詳細画面に移り、ここで購入します。提示された価格(下の画面だと0.0039ETH)でよければ、「今すぐ購入」で購入できます。「オファーを提示」だと、売主に「〇〇ETHで買いたいのですが」とお伺いをたてるイメージです。売り主が同意すればこちらから提示した価格で取引成立となります。

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もし購入確認の手前で下図のような画面が表示されたら「Unlock」をクリック、その後「Sign」をクリックして進めてください。

OpenSeaでのロック解除手続き

オークション形式で購入する場合

オークション形式で販売されているNFTの場合は、下の画面のように「入札する」のボタンが表示されます。入札期日までに最高値を提示した人が、落札、購入できる仕組みです。(ヤフオクと同じ。)

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いずれの場合も注文ボタンを押したあとは、メタマスクで支払いの承認を行い、作品名の下に「Owned by you」と表示されたら購入完了です。

 

「オファーを提示」や「オークション入札」ではWETHが必要/交換方法

①事前にメタマスクウォレット内で交換する方法

メタマスクを起動し「スワップ」をクリックします。続いて、スワップ先の通貨「WETH」を選択します。次に、スワップする金額を入れ、承認ボタンを押して、交換完了です。

スクリーンショット-613.png (532×891)スクリーンショット-615.png (523×884)スクリーンショット-616.png (531×889)

②作品購入時にOpenSeaで交換する方法

作品の購入手続きを進めると、以下のように「Convert ETH」というボタンが現れますので、それをクリックします。

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変換する金額が表示されるので、内容確認後、「Wrap ETH」ボタンを押します。メタマスクが起動しますので、確認後「署名」をクリックして下さい。

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「Wrap confirmed」のメッセージが出たら完了です。「Close」をクリックして閉じ、NFTの購入を進めてください。

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NFTの作成方法 -デジタルアートをNFTにしてみよう‐

マイコレクションを作成しよう(シリーズで複数販売したい方)

OpenSeaにログインしてコレクションを作成します。コレクションとは、複数のNFT作品をまとめて販売できる「作品集」のようなものです。NFTアイテムを単品で出品したい方は作成しなくても販売できますので、飛ばして次に進んでください。

①コレクションを作成する方は、ホーム画面右上のアイコンマークからリストを表示させ「マイコレクション」を選択します。続いて「コレクションを作成」をクリックしてください。

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②コレクションの作成画面で、コレクション名を入れます。その他の項目は必須ではありませんが、設定しておくと良いですね。後からいつでも変更可能です。

③続いて、取引項目を設定します。

  • クリエイター手数料:自作のNFTが転売された時の著作料「ロイヤリティ」の設定ができます。「住所を追加」をクリックして受取ウォレットのアドレスとロイヤリティの割合を入力します。ロイヤリティは最大10%まで設定でき、日本では10%の事が多いようです。海外ではもっと低く(2.5%~5%)設定されることが多いようです。
  • ブロックチェーン:NFT取引で使用するブロックチェーンを選択できます。
  • 支払いトークン:NFT売買で使用するトークンを選択します。

その他の任意情報も設定し、すべての設定が終わったら、画面最下部の「作成」ボタンを押して作成は終了です。

OpenSeaでNFTの作成する(無料です!)

①OpenSeaにログインします。ホーム画面右上のアイコンマークからメニューを表示させ、「作成」をクリックします。

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②NFTにしたい「画像データ」の選択し、「名前」以下必要事項を順に入力していき、最後に「作成」をクリックします。

スクリーンショット-621.png (1000×446) スクリーンショット-622.png (1000×475)

③「私はロボットではありません」をクリックして、下の画像のようになったら完成です!

624.jpg (1000×328)スクリーンショット-625.png (1000×284)

NFTの販売方法

OpenSeaでは以下の4つの出品方法が利用できます。

  • 固定額販売
  • オークション方式(最高額入札方式/値下がり型入札方式)
  • バンドル方式(他のアイテムと組み合わせて販売、まとめ売り)
  • プライベート方式(一対一の個人間での販売、あらかじめ指定した人のみに販売)

どの方法でも、出品以外はガス代がかかります。オークションでオファーを受け入れるときにも売り手がガス料金を支払います。出品を取りやめたい場合や出品された商品の金額を変える場合もガス代がかかります。(値下げはガス代がかからないが、値上げの場合はガス代がかかる。)売れた場合の利益は、手数料2.5%が差し引かれメタマスクに直接入ります。

NFTを出品する(無料です!*ポリゴンチェーンを除く

①OpenSeaにアクセスし、ウォレットを接続した状態でメニューを開き、「プロフィールを選択します」

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②所有しているNFTが一覧で表示されるので、出品したいNFTを選択し、「販売用に出品」を押します。

スクリーンショット-634.png (1000×433)③Quick listが表示されますので、固定額販売でよい方はここから出品が可能です。詳細設定をしたい方は右上の「Open full view」をクリックし進んでください。

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④NFTの作成から進んだ場合は、下図のようにNFT作成後に続けて出品可能です。

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⑤詳細設定画面で、「販売方法」や「価格」「期間」「時間」などの必要事項を入力していきます。スクリーンショット-641.png (1000×562)

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⑥オークションで出品する場合は販売の種類で「時間限定オークション」を選び、その下の「最高額入札者に販売する」か「価格下落制で販売する」かのどちらかを選びます。

  • 最高入札者に販売する=設定された時間の終了時点で最高額入札者が落札する方法
  • 価格下落制で販売する=開始価格と終了価格を設定し、終了価格に買い手が付くまで価格が下落する方法
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⑦すべて設定が終わったら「リスティングの掲載を完了」をクリックしてください。これで出品が完了し、販売が始まります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。OpenSeaでは誰でも簡単にNFTを出品できます。またNFT出品時のガス代は基本的に無料なので費用も掛かりませんのでチャレンジしやすいのではないでしょうか。是非挑戦してみてください。